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あげは猫のミニチュア・シュナウザー


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ドイツのババリア地方で牧羊犬として古い歴史を持つスタンダード・シュナウザーと、アッフェン・ピンシャー、ミニチュア・ピンシャーとの異種交配によって作出された犬種。
ミニチュア・シュナウザーはもともと農場に出没するネズミを捕る用途の犬でした。
動くものには敏感に反応しちょっとした変化でも、吠えて知らせてくれようとするでしょう。

動物飼育のもっとも進歩した形は、その発祥の地メソポタミアにある。
紀元前二〇五〇年に、シュメール人のシュルギ王は、ニップール市の近くに「新式の」動物飼育場を持っていた。
プズリッシュの宮殿跡の発掘で、この飼育場から運び出したウシを記録した文字板が発見された。
これらの動物は、ニップールの寺院かウルクの宮殿のどちらかで殺される運余にあったのである。
醐蟄が小石と貝殻でつくられた絵本、「ウル[バビ・ニァの古都]のスタンダード」には、シュメール人の家畜が描かれている。
それには二種類のウシ、すなわち飼い馴らされたスイギュウとオーロックスに似た動物が表現されている。
また、ヒツジやヤギも見られる。
ロバ、あるいはオナガー[ペルシヤノロバ]も、縦五三センチメートル、横二三センチメートルの二枚の刻板に認められる。
これらの動物は、青銅製の輪ぶちで保護されたらしい、四つの木製車輪をもつ奇妙な形の車を引っぱっている。
車輪を発明したと信じられているシュメール入は、おそらく、動物を仕事のため挺使った最初の人間であろう。
そうだとすると、かれらは動物を食肉用に飼ったのち、つぎの段階では耕作用に発展させたにちがいない。
ウシ、ロバやウマーそしてアジアの内陸では、コブウシ、ラクガやゾウ1がホモ・サピエンス[ヒト。
知恵ある人の意]の労働の仲間になったのである。

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