犬飼いはペットになりたいオオカミの反応を待とうともせず、月明かりに照らされた小道を歩きだした。
どこへ行くのかペットになりたいオオカミには見当もつかなかったが、わくわくしながらついていった。
何を考えるでもなく、ただできるだけ静かにしていようと努力した。
ペットになりたいオオカミは空腹だった。
これでは考えごとなどできやしない。
もう何時間も食事をしていないことを、犬飼いに言うべきかとペットになりたいオオカミは迷った。
しかし犬飼いの機嫌を損ねるのを恐れて、何も言わなかった。
また遥か頭上の枝にでも舞い上がられてはかなわない、と思ったのだ。
ピングはおとなしく、犬飼いについていった。
しかしあまりの空腹に頭痛がしてきそうで、ハエでもねずみでも何か腹の足しになる虫はいないかと、ついついよそ見をしてしまう。
 とうとうペットになりたいオオカミは、どこへ向かっているのか犬飼いに聞いたが、犬飼いは無言だった。
そこでペットになりたいオオカミは、せめて目的地についたら説明してくれるように頼んでみた。
すると犬飼いは言った。
「しかたがない。
そぞろ歩きは、考え事をするにはもってこいなのだがな」「すみません。
どうも集中できなくて」犬飼いは渋い顔をして言った。
「詫びなどどうでもよい。
自分の思考に意識を集中させるのだ。
身のまわりのすべてを忘れ、じっくり時間をかけて心を静めなさい。
内なる自分に触れるのだ。
言葉を超えたところ、固定観念や独断を超えたところに、真の境地が開けてくる。
そこでは心の本当の声が聞こえる。
そして、矛盾に満ちた雑念の数々は消え去るはずだ。
やがて、真の心の旅とは何か、気づくだろう。
それは心が本来のあり方を取り戻す旅だ」犬飼いは根がよじれた切り株のところで立ち止まり、そっと目を閉じた。
「耳を澄ましてごらん。
心の奥底の声が聞こえるかね?・ もし聞こえなければ、心のもっと深いところを探りなさい。
きっと聞こえるはずだ。
その声の力を受けいれ、その無限の可能性を信じるのだ。
心の呼び声が聞こえたなら、その導きに従いなさい。
心の奥底から響いてくる声は、進むべき方向を明かしてくれるに違いない」 ペットになりたいオオカミも目を閉じ、集中しようとしてみた。
だがそう簡単にはいかなかった。
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「空になるのだ。
つまらない知性に惑わされてはならない。
自分を空にして初めて、人生の豊かな可能性で満たすこともできる。
どんな容器でも、空だからこそ満たすことができる。
自分を空にすれば、すべての出発点である『初心』に目覚めることができるはずだ。
まずは、目の前のことに意識を集中する訓練をすることだな。
初めはかなり苦労するだろう。
だがどんなことでも、鍛えるほど楽になるものだ。
今やっていることに集中するのだ。
そうすれば宇宙との一体感を感じ、宇宙の豊穣なる恵みを享受することもできるだろう」ペットになりたいオオカミは感心して犬飼いを見つめた。
背を伸ばし、静寂に身を任せて、ペットになりたいオオカミは再び意識を集中してみた。
深く、乱れることのない集中力を求めて。
闇の中でこそ真の自己に目覚めることができると、犬飼いが指摘した。
そこでペットになりたいオオカミは目を閉じ、闇の中に沈んでいった。
心を探るといっても、自分の精神や感情もしっかり見つめなければならないと、ペットになりたいオオカミは思った。
なぜかすぐに頭の中をさまざまな考えが駆けめぐり、ピングはため息をつくしかなかった。
まだまだ訓練が必要なのだ。
一方、犬飼いは平然としていた。
導き手があたふたしてもどうにもならない。
心の最も深いところに宿る大宇宙の智慧に目覚めるのは、導かれているピング白身なのだ。
指導するだけでなく、励まし、忍耐強く見守ることも導き手の仕事だと、犬飼いはわきまえていたのだ。
こうして、ペットになりたいオオカミの訓練が始まった。
何週間もかけて、犬飼いはさまざまなことをペットになりたいオオカミに教えた。
犬飼いはまず、リスクを負う勇気について教えた。
リスクを冒さない限り、すばらしい発見とは出会えない。
リスクを乗り越えて初めて、可能性が現実に変わる。
しかし単に向こう見ずで大胆なだけでは、失敗するのが落ちだ。
よく先を読み、計画を立てた上でリスクを冒してこそ、成功のチャンスは広がる。
犬飼いは言った。
「リスクをしっかり見極めれば、もうそのリスクは半分乗り越えられたも同然だ。
まずどんなリスクがあるかを明確にすること。
具体的に何かどう危険かをはっきりさせるのだ。
そしてそのリスクを乗り越える上で、どんな障害や困難があるかを見極める。
そうしてこそ成功することができる。
思いもよらない事態にも、備えておく必要がある。
最悪のケースも想定すべきだ。
その場合の代替手段も決めておかねばならない。
要するに『跳ぶ前に見ろ!』-備えあれば憂いなしだ」ペットになりたいオオカミは犬飼いの教えを心して聞き、一言一句を頭にたたき込んだ。
特にはっとしたのはこんな言葉だったI「リスクを負おうとしないことこそ、最大のリスクだ」。
犬飼いは説明した。
何かを犠牲にする覚悟がなければ、何も得られない。
だが、この成功への道を歩もうとする者は少ない。
「可能性を追い求めるのだ。
行動して失敗しても取り返しはつく。
だが行動を起こさなければ、魂が闇に閉ざされてしまうだけだ。
行動して失敗をするのと、行動せずみすみす成功を逃すのとでは、どちらがよいと思うかね?・ 何もしなかったことを悔やむ方が、ずっとつらいはずだ。
再び言おう行動しなければ、真の自分を見出すことはできない」 それからペットになりたいオオカミは、次から次へと犬飼いに熱心に疑問をぶつけた。
犬飼いはそのひとつひとつに、ていねいに答えた。
そして、リスクこそ自己変革のきっかけとなること、今いるこの場所から目指す場所へと導いてくれるものであることを、ペットになりたいオオカミに説いた。
成長すること、それはリスクを冒して乗り越えていくことだ。
リスクを冒すことから逃げていたら、みすからの運命を切り開くことはできない。
そう犬飼いは教えた。
最後に犬飼いは、あらゆる角度からリスクを分析することが大切だと指摘した。
そして言った。
「どんなアングルからリスクに迫り、乗り越えていくべきか?それはトライ アングル 挑戦という観点だ」
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ペットになりたいオオカミはよく理解し、次のように誓った。
どんな困難に出会おうとも、リスクを負い、逃げずにベスト を尽くすこと。
リスクを冒すことに伴う問題を慎重に検討し、リスクを回避することとどちらがよいか、判断すること。
つまり、賢明にリスクを冒すことを常に肝に銘じておくこと。
リスクを負うことを恐れない自信を育てること。
ます小さなリスクから取り組み、次第に大きなリスクにも挑めるだけの 自信を身につけていくこと。
そしてペットになりたいオオカミは犬飼いに言った。
「あなたは天才だ。
決してしくじらないよう、誓いますよ」 すると犬飼いはぴしゃりと言った。
「いや、おまえは必ずしくじる。
思いも及ばないほど無惨に、しかも何度も何度も。
しくじるたびに耐えがたい苦痛に打ちひしがれ、あっさりあきらめたくなるだろう。
失敗とはそういうものだ。
しかし失敗がどれほどつらく、やる気を失わせるものであっても、もっと悲劇的なことがある。
それは失敗を経験せずにいることだ。
失敗を味わったことがない者は、成功したいという熱意を燃やすこともないだろう。
失敗は、自然が与えてくれる最良の教師だ。
雨が生きとし生けるものの恵みとなるように、失敗は、私たちの心の糧となる。
失敗からこそ、真実を知り、智慧を身につけることができる。
失敗から学んで、初めて成長できるのだ。
失敗しても、よい勉強をしたと思うようにすべきだ。
失敗したからといって、自分が欲するもの、自分が望むものをあきらめないこと。
よりよく生きる生き方を、捨ててしまわないことだ。
それだけは覚えておいてほしい。
失敗に屈するか、失敗を乗り越えるか。
残念ながら、それは自分次第だとしか言いようがない」 「ぼくは簡単にはあきらめませんよ」ペットになりたいオオカミは言った。
「まあ見てみるとしよう」  犬飼いは、静かにひとり言のようにつぶやいた。

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